ペレポストによる 地植え栽培。
 猛暑下でも「夏バテ」しない。
夏バテ防止の切り札・・・ペレポスト栽培
日本政府は初めて「地球温暖化対策」を発表した。
このまま温暖化が進行すると21世紀の終わり頃には、現在より1℃から4℃温暖化が進むとした。
紅葉が50年で約15日も遅くなった!
この中で、農業では作物によっては適地が北に移行することも予想される。
このことは、日本の食料自給率に大きな影響が懸念さると。
山形県でも・・・先取りして・・・「ミカンの露地栽培」の実験も行っている・・・・・
サクランボも・・・やがて北海道が主産地になるかもしれない。
多年草植物。
芽生えた場所で永年生き続けなければならない植物である。
地球温暖化といっても・・・動物のように直ぐに移動できない。
ジーと耐えるだけの生活が続くことになる。
しかし、植物の3億年の生命歴史を見れば・・・こういう気候の変化は、
何回も繰り返されてきた。
そして生き延びてきた。
そういうことから考えると・・・・黙って耐え忍んできたのではないということが解る。
その方法はいろいろあるが、
その中の一つに、減少する光合成エネルギーを補充するシステムがある。
それが、枯れ落ち葉からエネルギーの糖を生み出す木材腐朽菌との共生がある。
地球の植物がj自生しているエリには、
糖を作る木材腐朽菌を頂点とした微生物群のネットワークが構築されている。
近年の研究で、巨木の根には何100種類の微生物が共生してることが解ってきた。
菌根菌と共生する菌根植物でなくとも、共生関係を結んで生きている。
一つの菌ではなく、複雑なネットワークである。
これまでの科学は、一つ一つの菌を分離して、その働きを解明するという研究であったが、
それでは、植物の全貌を解明できない。
つまりVA菌を調べても、一部分しか解明できない。
光合成に迫ることが出来なかった!
つまり、実験室では、自然の地表の微生物ネットワークを再生、再現できないからである。
これを研究するには、研究室から出て、自然の中で・・・10年、20年、50年・・・
植物が生きたまま継続して観察研究しなければ解明できない・・・自然の深遠である。
土を採集して研究室で菌を調べても・・・解明できない・・・・。
そういうことで・・・現代科学が手を付けなかった未知の領域である。
これが無かったから「自然農法」が・・・うまれるのであるが、
自然農法では「説明」出来ないものが出てくる。
極端な例であるが・・・「朝鮮人参」は・・・作れない。
なぜなのか???
本当に正しいものなら・・・地球上のほとんど全ての植物が作れるはずである。
作れないものがあるというのは、どこかに「欠陥」「欠落」したものがあるからである。
自然ではなく「偽自然」だからである。
その原因に一つに・・・共生菌がある。
VA菌は枯れ落ち葉を分解できない菌だからである。
糖を作ることが出来ないから・・・糖を植物に供給出来ない。
そういうことで、VA菌根菌資材を施与しても・・・目立った効果が表れない。
しかし、木材腐朽菌が生息しているペレポスト栽培では、
ランの無胚乳種子発芽、「夏負け」しないことが多くの実証例で示されいる。
このことで、木材腐朽菌が、光合成を補完する菌として実証された。
つまり、夏バテ防止の切り札が「木材腐朽菌」だということが解ってきた。
地球の陸上の植物が枯れ落ち葉の中に自生する「意味」が、
木材腐朽菌との共生であった。
エネルギーの安全保障としての・・・木材腐朽菌との共生である。
木材腐朽菌を頂点とした微生物群のネットワークも利用する理由は、
植物が海から」陸上に上がった時、紫外線、強い光、乾燥、リン不足に遭遇した。
これは、現在の地球にもあり、これの対策のためである。
更に、長雨などによる多湿下の酸素不足、植物自身が出す老廃物、
この対策として多湿下での菌糸による酸素供給、
木材腐朽菌などの分解能力を利用した老廃物の浄化。
植物の栄養生長の生命活動の全ては、エネルギー生産の光合成一つに集約されている。
光合成が減少すれば、植物の全ての生命活動は衰える。
これを阻害、抑制する条件を排除することは植物自身ではほとんど出来ない。
光合成を維持持続させるには微生物のネットワークの助けを借りる必要があった。
更に、過酷な条件に遭遇した場合のエネルギー不足は、
木材腐朽菌から供給して頂く・・・という戦略を持たなければならなかった。
木材腐朽菌が・・・若し地球上に存在しなかったら、
植物が生存しない星になっていた。




そういうことであるが、ラン栽培にとっても・・・地球温暖化は大きな影響を受ける。
現に、宇井 清太がラン作り始めた昭和37年当時と現在では・・・相当な差異がある。
作物、植物栽培には「適地適産」が・・・絶対の原則である。
しかし、園芸作物では・・・消費地に近いとか、油を使わないとか・・・夏山に移動するとか・・・
そういうことで・・・「適地適産」でなくとも経営が成り立つ場合がある。
シンビジュームの鉢物栽培は・・・夏の高温を山揚げという技術でカバーしてきた。
しかし、更に高温になれば・・・・現在の場所より更に・・・高い標高が理想となる。
光合成が低下する「夏負け」を防ぐために・・・冷房、高冷地などを利用するが、
植物から見れば・・・だんだん大変な日本列島になるということ。
趣味の園芸では・・作れない植物が多くなるということである。
高地植物などは、平地での栽培は難しいことになる。
こういう時、ペレポストの発明は植物の救世主である。
ほとんどのラン科植物、山野草、園芸植物の救世主である。
エネルギー不足を回避できるからである。



夏バテ。

 温暖化が進むと植物に起こる障害は「夏バテ」である。人間も同じ・・・。
 「熱中症」。
 これは病気でない・・・・。

 植物が良く出来るか、否かは・・・エネルギーの生産と消費の差引勘定である。
 趣味のラン栽培には気候から見た「適地適作」という概念がない。
 植物、ランを知らない人ほど、珍しい・・・というだけで買う。
 ペレポストも使わない!
 身の程知らず。
 メクラ蛇・・・藪に怖じず。
 こういう言葉は・・・こういう人を指す言葉である。
 植物園の真似事・・・。
 北海道の旭川動物園でも・・・象を飼っている!
 そんな感じ。趣味ならそれでも・・・イイが。
 

 
   そういうことで、鉢栽培では避暑させたり、温室を冷房したりしている。
   避暑させるにも冷房するにも・・・エネルギーを消費する。
   日本にはランの適地はない。
   冬暖かいところは夏暑すぎる。
   夏涼しいところは冬寒すぎる。
   こういうことで・・・世界の適地で栽培するプロもいる。
   しかし、これも・・・飛行機のエネルギーを使う。
   こういうエネルギーを使っても・・・市場価格が高ければ・・・経営が成り立つ!
   栃木県の寒いところで「胡蝶蘭」の大栽培は、それで成り立ってきた。
   つまり、日本の園芸は・・・エネルギー依存園芸である。
   石油が高い、電気が高い・・・円が安い、市場価格が安いでは・・・経営は成り立たない。


   夏バテを肥料、活力剤、その他資材では防ぐことが出来ない。
 
   地球温暖化が植物栽培で大きな問題になるのは、
   「夏バテ」を・・・肥料などの資材で防ぐことが出来ないからである。
   そういうことがあるから、農業では・・・適地適産・・・に落ち着く。
   
   夏バテは・・・・なぜ起こる
   
植物はある温度より高くなると光合成能力が低くなり、
   十分なエネルギー源である澱粉を作れなくなるからである。
   人間の場合は、医者に行けば・・・ぶどう糖点滴、注射で・・・糖を補充する。
   こういう外部からの糖補充を、本当に植物は行っていないのか???
   こういう疑問がある。
   なぜなら、ちきゅうの植物の3億年の歴史の中で、
   何回も過酷な温暖化に見舞われて、それを生き抜いてきたからである。
   生き抜くには・・・それなりのシステムが・・・構築されていると考えるのが自然である。
   植物がここまで進化する能力があるのに・・・・
   エネルギー調達が光合成という一つのルートに依存してきたというのは、
   生命の維持継続という絶対の原理原則から考えれば・・・
   一つのルート依存というのは不自然である。
   つまり、光合成独立栄養植物は・・・どんな条件下でも光合成のみのエネルギーで生きているのか。
   これまでは・・・光合成のみのエネルギーとしてきた。
   例えば、森林、その他において、光合成「負け組植物は、
   足りないエネルギーをどのように調達しているのか。
   
   木材腐朽菌を頂点とした微生物ネットワークということが発見された現在、
   菌従属栄養植物的な糖調達もあると考えると、
   「夏バテ」を逃れてきた植物の説明が付く。
   光不足下でも・・・生き続けられる説明が付く。
   光合成独立栄養植物の多くが、共生菌と共生関係を捨てなかった理由も説明が付く。
   植物工場のようなその植物に最適な環境では、共生菌削除でも生育できるが、
   こうして育てられた植物の耐性が、著しく低いことはよく知られている事例である。
   耐暑性、耐寒性・・・。
   植物は環境に対して受動・・・受け身で生きている。
   生きられる極限まで生き続ける。
   この極限に至る過程で・・・高温下なら・・・「夏バテ」が発生する!
   更に極限状態が継続すれば枯死する。
   ここまでの過程でも光合成一つのルートという進化をしてきたのか?
   植物は人類が現れる前から地球に存在する。
   つまり人間の手を借りないでも「自立」して生き続けてきた。
   自らの能力で生き抜いてきた。
   何処から・・・糖を調達してきたのか??
   宇井 清太は蘭科植物の無胚乳種子の発芽、プロトコームの生存から、
   多くの植物においても、無胚乳種子、プロトコームの炭素調達システムが、
   地球の陸上において普遍的に構築されているという仮説に立って多くの試験してきた。


日照不足をどうして凌いだ?
   光合成が減少する条件の一つに「日照不足」がある。
   この場合にも植物は「夏負け」と同じように衰弱する。
   植物も熾烈な生存競争を行っているが、光争奪戦もその一つである。
   森林などでは、喬木の下で、木漏れ日を拾い細々として生きている「光合成独立栄養植物」も多い。
   こういう植物も光合成一つのエネルギー調達ルートで生き続けてきたのか?
   雑木林の早春の花の小さな植物たち。
   それらはほとんど全て「枯れ落ち葉の中」に咲く。
   こういう植物は本当に・・・光合成だけで生きているのか?
   林床の薄暗い場所に生息している植物・・・シラネアオイ、雪割草、ウラシマソウ、マムシグサ・・・・クリスマスローズ、
   こういう植物をペレポストで植えてみると、素晴らしい生育をする。
   光争奪戦で常に「負け組」の植物は、光合成を補完するために、木材腐朽菌と共生していると考え有られる。
   こういう林床に生息する植物にとって、夏の高温は更に厳しい状況になる。
   こういう植物を暖地の平地で栽培した場合、非常に株の衰弱が激しく、
   永年生存が不可能になる。
   赤玉、鹿沼、軽石・・などの木材腐朽菌が生息していない用土での栽培は、
   非常に難しい理由は、炭素・・・糖の調達が出来ないためである。



  その結果、多くの光合成独立栄養植物において、光合成低下を補う糖補給が、
  木材腐朽菌の共生下で行なわれているという実証を得た。
  その実証栽培の例は、このホームページに写真を添付して報告している。
  これと同じ結果が、全国で再現されている。
  おそらく、宇井 清太の仮説は真実であ。

  〇 光合成独立栄養植物は「木材腐朽菌」と共生している

  〇 光合成エネルギーが不足したとき、
    木材腐朽菌が枯れ葉、植物死骸のセルロース、リグニンを分解したとき生まれる「糖」を、
    木材腐朽菌の菌糸から供給を受けている。


  この木材腐朽菌による糖の補充、供給というのは、
  現在の農業、園芸、植物栽培において欠落してきたために、
  「夏負け」を防止することはできなかった。

  活力剤、活性剤、アミノ酸資材・・・・それらは、弱った体に・・・がんばれというものである。
  弱った体に・・・更に光合成多く行え・・・というもの。
  植物が本当に欲しいものは「糖」である。
  だから・・・大きな効果が表れない。
  つまり、上記の資材ではランの無胚乳種子を発芽させることが出来ない。
  糖でないからである。
  
  いろいろな資材を試験する場合、ランの種子を播いてみると解る。
  発芽しない場合は・・・夏バテを防止できない資材である。
  少し改善する程度の効果があるが・・・・。
  生育をよくするのと、夏負けを防止するというのは違うということである。
  つまり・・・7月まで生育を良くしても・・・8月の猛暑下で「夏負け」すれば・・・
  水の泡・・・となる。
  元気を維持持続するために・・・植物は木材腐朽菌と共生関係を結んでいる。
  地球の陸上の地表は・・・枯れ落ち葉を分解できる木材腐朽菌が主役のエリアである。
  この木材腐朽菌が生産する糖を求めて・・・・
  地中の多くの微生物、昆虫、ミミズまでも含めたネットワークを構築している。
  多くの生き物にとって、そのエネルギー源が・・・糖だからである。
  他の微生物は「枯れ葉」のリグニン、セルロースを分解できない。
  そういうことで、ランは木材腐朽菌と共生関係を結んだ。
  こういうことを、ラン科植物が突然考えたわけではない。
  必ず・・・前例がある。
  
  
  地球温暖化対策は・・・木材腐朽菌である
  
現代農業という本には、EM菌、AM菌、光合成細菌、納豆菌、酵母菌・・・・
   そういう微生物が効果があるように記されているが・・・・・
   これらの菌では糖を供給出来ない。
   「夏負け」を防ぐことはできない。
   

    
つまり、こういう菌では蘭科植物を説明できない。

   ペレポスト栽培では、温室内で多くの植物を試作してきた。
   一年中温室のなかというのは、地球温暖化より更に高温条件である。
   こういう環境でも。ほとんどの植物は「夏負け」しないことが実証された。
   ペレポスト栽培では、夏負けを防止できる。
   だから・・・翌年・・・大きなバルブ、大きな芽、W芽になる。
   花が多くなる。
   一輪の重さが・・・重くなる。
   香りが強くなる。
  


   バラの例では・・・・
    バラは夏負けするが・・・ほとんど「夏負け」しなくなる。
    病気も害虫もつかなくなる。
    葉が充実して・・・防御出来るような成分、組織が形成される。
    つまり、堅固な組織を作るにも・・・多くのエネルギーが必要だということ。
    夏負けで・・・エネルギーを作れない状態では・・・
    健全な葉を作れない!
    知床半島の原生花園、八戸の種差海岸の「ハマナシ」。
    全然・・・病気も、害虫もない。
    株元を見れば・・・・分厚く枯れ落ち葉が堆積している。
    この中に木材腐朽菌の菌糸が這っている。
    約10年前の枯れ葉が分解している!
    これを「腐葉土」とは言わない。
    「朽葉土」である。
    腐敗臭は・・・・ない!
    つまり・・・・腐敗臭、発酵臭・・・・・嫌気性菌である。
    こういう菌は枯れ落ち葉を分解できない菌である。
    多量の窒素がないと繁殖できないため、
    枯れ葉に窒素投入して「腐葉土」を作る。
    だから・・・こういうものが入っている「バラの土」で植えると、
    「病気」「害虫」「夏負け」が発生する。
    ・・・・糖を補給出来ない菌だからである。

   ぺレポストを毎年秋に・・・株元にパラパラ補充する。
   これを3から10年継続すると・・・知床の原生花園を再現できる。
   この原生花園には・・・クロユリ、エゾ透かしユリ、チドリ・・・300種以上の植物が自生する。
   木材腐朽菌の力である。


   これと同じことが・・・「リンゴ」「サクランボ」・・・などでも。
   多くの果実が実るというのも・・・何年にもわたって継続持続するエネルギーである。
   継続できない場合は「隔年結果」が起こる。
   エネルギーの備蓄が底をついた場合である。
   「奇跡のリンゴ」では・・・充分なエネルギーを生産できない。
   だから「収量」が少ない。
   これでは・・・経営出来ない!
   しかし・・・神様になれば・・・信者は・・・高く買うから・・・経営は成り立つ。
   そういうビジネスもあるが・・・・
   地球温暖化は青森県のリンゴにも・・・影響する。
   
   
   
地球温暖化と菌根菌(木材腐朽菌)
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